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日本製腕時計【大塚ローテック】入手困難なマイクロブランド

時計を色々調べていると、気になるブランドは数限りなく出てきます。
今回ご紹介する【大塚ローテック】さんは、過去には一度調べたのですがしばらく頭から抜けていました。
最近インスタで阿部寛さんが着けているのを見て、その独特の格好良さに改めて惹かれました。

欲しいものリスト的な内容です。

大塚ローテックとは

大塚ローテックは、東京都豊島区大塚に拠点を置く日本の独立系腕時計ブランドです。

大塚ローテック(ŌTSUKA LŌTEC)
片山次朗による腕時計ブランド。

創業とブランドの特徴

  • 創業者・ブランド代表: 片山次朗氏。元トヨタ車のプロダクトデザイナーであり、独学で時計製造を学び、2012年にブランドを創業しました。
  • モノづくりへのこだわり: 時計の外装から、時刻表示を司る独自のモジュールに至るまで、すべて片山氏自身が設計・組み立てを行っています。
  • 独創的な表示機構: ジャンピングアワーやレトログラード機構など、一般的にはあまり見られないユニークな時刻表示を特徴とするモデルを開発しています。
  • 製造本数: 少量生産であり、その希少性から入手は非常に困難です。2022年の年間製造本数は70~80本とされています。
  • 受賞歴・評価: 2024年には、ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ(GPHG)でグランプリを受賞するなど、国際的にも高い評価を受けています。また、片山氏自身も厚生労働省が定める「卓越した技能者(現代の名工)」に選出されています。

大塚ローテックは、既成概念にとらわれないデザインと、緻密な技術によって生み出される独創的な機構が魅力の、国内外の時計愛好家から注目を集めるブランドです。

現行機種の紹介

5号改

  • 特徴: 国産腕時計として初めて「ワンダリングアワー」機構を搭載したモデル。
  • デザイン: 衛星のように動く数字盤と、固定された目盛りを組み合わせて時刻を表示します。工業製品を思わせる、メカニカルで緻密な文字盤が特徴です。
  • 技術: 自社製のサテライトアワーモジュールをミヨタ製のムーブメントに搭載しています。
  • 価格今は製造されていないかも知れません、凡そ40万円前後の価格設定です。

6号

  • 特徴: レトログラード方式の時刻表示を採用したモデルです。
  • デザイン: 懐かしい計測機器のような雰囲気を持つ文字盤で、針が扇状に表示された時刻を行ったり来たりする様子が楽しめます。
  • 技術: レトログラード機構を自社で設計・製造しています。
  • 価格484,000円

7.5号

  • 特徴: ジャンピングアワー機能を持つ、ユニークな表示方式のモデルです。
  • デザイン: ケースの上面に配置された3つの窓が特徴的で、時、分、秒をそれぞれディスクで表示します。
  • 技術: ミヨタ製ムーブメントに自社製モジュールを搭載。瞬時に切り替わる時表示(ジャンピングアワー)と、ディスクによる分・秒表示が特徴です。旧モデルから改良が加えられ、動作安定性と耐久性が向上しています。
  • 価格396,000円

前述のインスタで見かけた阿部寛さんが着けていたのは【7.5号】です。

購入方法

大塚ローテックの時計は、基本的に公式サイト上での抽選販売によってのみ購入が可能です。
https://otsukalotec.base.shop/
ここで登録をしておけば、抽選日の案内を送ってもらえます。

  • 抽選販売の応募方法:
    • 各モデルのウェブページで、抽選販売の受付期間を確認します。
    • 必要事項を入力して応募します。
    • 応募時にクレジットカード情報の入力が必要となり、与信枠が確保されます。
  • 応募時の注意点:
    • 応募はPCまたはスマートフォン上のWebブラウザから行う必要があります(スマホアプリ「Pay ID」からは申し込みができません)。
    • 日本国内発行のクレジットカードを持ち、配送先が日本国内の住所である方のみが応募可能です。海外への発送には対応していません。

抽選に申し込む前段階の情報記入も必要です。
1年以内の転売禁止などがもりこまれています、希少価値の高い時計なので転売を考える方も多いのかなと。
数年単位で買えない人もいます、逆に大塚ローテックを知ってから数週間で手に入れたというラッキーな方もいます。
本当に運試しですね。

まとめ

関西在住ですと、現物を見ることができないのがもどかしい。
しかし非常に興味を惹かれる時計です。
最近値上げもされたのですが、材質なども良い方向に見直されています。
(ガラスがサファイヤガラス化、ステンレスが医療用グレードに変更など)
良いものを作られている、といった印象です。

価格的にはグランドセイコーほどではなく、ザ・シチズンに近い価格ですね。
ちょっと思い切らないと買うことができない価格帯。
ですが、同社の時計はまさに唯一無二。
着けていて楽しくなること間違いなしです。

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