スマートフォンの快適さを決める最も重要なパーツ「SoC(System on a Chip)」。2026年現在、最新のハイエンドSoCはAntutuベンチマーク(v11)で400万点の大台を突破し、数年前のPCを凌駕する性能に達しています。
本記事では、2026年1月時点の最新データを基に、**「ハイエンド」「ミドルレンジ」「ローエンド(エントリー)」**の3つのクラスに分けて、それぞれTOP10をランキング形式でご紹介します。

1. 【ハイエンド】究極の性能(ゲーミング・クリエイター向け)
最新の3Dゲーム(『原神』や『ゼンレスゾーンゼロ』の次世代タイトル等)を最高画質で遊びたい、AI画像生成や動画編集をストレスなく行いたい方向けです。
| 順位 | SoC名称 | Antutu目安スコア | 主な搭載機種 |
| 1位 | Snapdragon 8 Elite Gen 5 | 約420万 | Galaxy S26 Ultra, Xiaomi 16 |
| 2位 | Dimensity 9500 | 約410万 | vivo X300 Pro, OPPO Find X9 |
| 3位 | Snapdragon 8 Elite (Gen 4) | 約305万 | Galaxy S25シリーズ |
| 4位 | Dimensity 9400+ | 約285万 | ゲーミングスマホ各社 |
| 5位 | Apple A19 Pro | 約260万 | iPhone 17 Pro / Pro Max |
| 6位 | Apple A18 Pro | 約235万 | iPhone 16 Proシリーズ |
| 7位 | Google Tensor G5 | 約220万 | Pixel 10 Pro |
| 8位 | Snapdragon 8 Gen 3 | 約210万 | Zenfone 11, ROG Phone 8 |
| 9位 | Dimensity 9300+ | 約205万 | Xiaomi 14T Pro等 |
| 10位 | Exynos 2500 | 約195万 | Galaxy S25 (海外版) |
2. 【ミドルレンジ】コスパ最強(バランス重視)
日常使いは完璧、重いゲームも「画質調整」をすれば快適に遊べるクラスです。10万円以下の「コスパ機」に多く搭載されます。
| 順位 | SoC名称 | Antutu目安スコア | 特徴 |
| 1位 | Dimensity 8450 / 8400-Ultra | 約185万 | ミドルとは思えない爆速。POCO X7 Pro等 |
| 2位 | Snapdragon 7+ Gen 4 | 約165万 | 前年のハイエンドに匹敵するGPU性能。 |
| 3位 | Snapdragon 8s Gen 3 | 約155万 | 準ハイエンド。安定性が高い。 |
| 4位 | Apple A17 Pro | 約150万 | iPhone 15 Pro搭載。中古市場で人気。 |
| 5位 | Exynos 1580 | 約125万 | サムスンの新型。電力効率が向上。 |
| 6位 | Dimensity 8350 | 約115万 | 非常にバランスの取れた名チップ。 |
| 7位 | Snapdragon 7 Gen 4 | 約108万 | ミドルクラスの新しい標準。 |
| 8位 | Google Tensor G4 | 約105万 | AI機能に振ったミドルハイ性能。 |
| 9位 | Dimensity 8200-Ultra | 約95万 | 安定感抜群でロングセラー。 |
| 10位 | Dimensity 7350 Pro | 約85万 | Nothing Phone (3a)等の候補。 |
3. 【ローエンド/エントリー】価格優先(ライトユーザー向け)
SNS、LINE、YouTube、電子決済がメインの方に最適です。低発熱でバッテリー持ちが良いモデルが豊富です。
| 順位 | SoC名称 | Antutu目安スコア | ターゲット |
| 1位 | Snapdragon 6 Gen 3 | 約75万 | 動作の不満が少ない優秀な入門機。 |
| 2位 | Dimensity 7300 | 約70万 | 格安スマホの定番。 |
| 3位 | Snapdragon 4 Gen 3 | 約65万 | 5Gエントリースマホの主力。 |
| 4位 | Dimensity 7050 | 約58万 | 以前のミドルクラスがこちらに。 |
| 5位 | Dimensity 6300 | 約52万 | 安価なタブレットやスマホ向け。 |
| 6位 | Snapdragon 695 5G | 約48万 | 長年使われる信頼の低電力モデル。 |
| 7位 | Helio G99 | 約42万 | 4G専用機の王様。 |
| 8位 | Unisoc T820 | 約40万 | 超格安機によく搭載。 |
| 9位 | Snapdragon 4 Gen 1 | 約38万 | 最低限の5Gスマホ向け。 |
| 10位 | Snapdragon 480+ | 約35万 | 最安値クラスの端末用。 |
主要メーカー別の特徴:2026年の傾向
Qualcomm(クアルコム)
Android界の絶対王者。最新のSnapdragon 8 Elite Gen 5では独自の「Oryonコア」を第3世代に刷新し、PCに迫る性能を実現しました。**「ゲームをするならSnapdragon」**という信頼感は2026年も健在です。
MediaTek(メディアテック)
Dimensityシリーズで急成長。Dimensity 9500は「オールビッグコア設計」でSnapdragonに真っ向から勝負を挑んでいます。特にミドルレンジ帯での圧倒的なシェアが特徴で、安くて高性能なスマホの心臓部として君臨しています。
Apple(アップル)
独自のOS(iOS)との連携により、数値以上の滑らかさを提供します。A19 Proは電力効率が極めて高く、**「長時間スマホを使っても熱くなりにくい」**という強みがあります。また、動画編集などのクリエイティブ作業では今も業界標準です。
Google(グーグル)
Tensor G5は、ついにSamsungベースからGoogle独自の完全内製設計に切り替わりました。ベンチマークの数値競争ではなく、**「リアルタイムのAI翻訳」「写真の高度な補正」「次世代の音声アシスタント」**をいかに高速に動かすかに特化しています。
まとめ:どれを選ぶべき?
- 「400万点クラス」:プロゲーマー、最新ガジェット好き。
- 「150万点クラス」:一般ユーザーにとっての「最高に快適」なライン。
- 「50万点クラス」:連絡手段や動画視聴がメインで、安さを優先する方。
100万点を超えていれば【普通に】使えると言われています。
重たいゲームをする場合はハイエンドのランクに入っているものを選べば大丈夫かと。
実際は他の要素も関係するのですが、大まかには上記のランキングを参考にすれば問題ないです。


コメント